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シングルマザーが受け取れる手当、意外と知らない人が多い
離婚や死別でひとり親になったとき、「これからどうやって生活していけばいいんだろう」って不安になりますよね。
でも、実は日本にはシングルマザー(ひとり親家庭)を支援する制度が思った以上にたくさんあります。問題は、「知っているかどうか」。申請しないともらえないものばかりなので、知らないままでいると、本来受け取れるはずのお金を取りこぼしてしまうんです。
私自身、離婚した直後は「手当って何があるの?」という状態でした。役所に行って初めて知ったこと、友人に教えてもらって助かったこと、いろいろありました。
この記事では、シングルマザーが受け取れる主な手当・支援制度を2026年の最新情報をもとにまとめます。「申請漏れがないか確認したい」という方にも読んでもらえると嬉しいです。
児童手当——全員もらえる基本の手当
対象と金額
児童手当は、ひとり親に限らず、子どもを育てているすべての保護者が対象です。ただ、シングルマザーの場合は所得が低めのケースも多いので、満額もらえる場合がほとんどです。
2026年現在の支給額は以下の通りです。
| 子どもの年齢 | 支給額(月額) |
|---|---|
| 0〜2歳 | 15,000円 |
| 3歳〜中学卒業 | 10,000円 |
| 第3子以降(0〜中学卒業) | 30,000円 |
2024年10月の制度改正で、高校生相当年齢(16〜18歳)も支給対象に加わりました。また、所得制限も撤廃されています。
申請先と注意点
- 申請先:住んでいる市区町村の窓口
- 支給月:2月・6月・10月(各4か月分)
- 離婚後に転居した場合は、新しい住所地の役所で改めて申請が必要です
注意:産まれた後や転居後に申請しないと、さかのぼってもらえない場合があります。申請した翌月分から支給されるのが基本なので、できるだけ早めに動くのが鉄則です。
児童扶養手当——ひとり親家庭の主力支援
シングルマザーの「メイン手当」
児童手当と名前が似ていますが、これは別の制度です。ひとり親家庭専用の手当で、金額も大きいのでシングルマザーにとっては生活の柱になる支援です。
対象になる人
- 18歳になった後の最初の3月31日まで(障害のある子は20歳未満)の子を養育しているひとり親
- 離婚・未婚・死別・DV被害による別居など、さまざまなケースで対象になります
2026年の支給額(目安)
所得によって金額が変わります。
| 区分 | 子ども1人の場合(月額) |
|---|---|
| 全部支給 | 約45,500円 |
| 一部支給 | 約10,740〜45,490円 |
子どもが2人目以降は加算があります(2人目:約10,750円、3人目以降:約6,450円ずつ)。
所得制限の目安(2026年度):
- 全部支給:扶養義務者の所得が一定以下
- 一部支給:所得に応じて段階的に減額
- 支給停止:所得が高い場合は対象外になることも
詳しい所得基準は自治体窓口またはこども家庭庁のサイトで確認してください。
申請先と支給タイミング
- 申請先:住んでいる市区町村の窓口(こども課・子育て支援課など)
- 支給月:年6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月)
- 毎年8月に「現況届」の提出が必要(忘れると支給停止になるので要注意)
申請に必要な書類(主なもの)
- 戸籍謄本(発行から1か月以内のもの)
- 住民票
- 申請者と子どものマイナンバー確認書類
- 所得課税証明書(状況により)
- 養育費に関する申告書 など
書類は自治体によって異なるので、事前に電話で確認してから行くとスムーズです。
特別児童扶養手当——障害のある子を育てる親への支援
対象になる人
20歳未満の障害のある子を育てている保護者が対象です。シングルマザーに限らず、両親がいても受け取れますが、所得制限があります。
対象となる障害の程度は「身体障害者手帳1〜2級相当」「知的障害(重度・中度)」「精神障害」など。診断書を提出して認定を受ける必要があります。発達障害のある子も、状態によっては対象になるケースがあります。
2026年の支給額
| 区分 | 月額 |
|---|---|
| 1級(重度) | 約55,350円 |
| 2級(中度) | 約36,860円 |
申請先と手続き
- 申請先:住んでいる市区町村の窓口
- 支給月:4月・8月・12月(各4か月分)
- 2年ごとに「再認定」が必要(診断書の提出など)
- 施設に入所している場合は対象外
大事なポイント:この手当は「申請して認定されてから」支給されます。条件に当てはまりそうなのに申請していない、という人が意外と多いので、「うちの子は対象になるのかな?」と思ったら、まず役所に相談してみてください。
その他使える制度(就学援助・住宅支援・医療費助成など)
手当以外にも、シングルマザーが使える制度はたくさんあります。
就学援助制度
小・中学校に通う子どもがいる家庭で、生活が苦しい場合に、学用品費・給食費・修学旅行費などを援助してもらえる制度です。
- 申請先:学校または教育委員会
- 毎年4月ごろに学校から案内があることが多い
- 所得基準は自治体によって異なる
「給付型奨学金」と混同する人もいますが、就学援助は小中学校向けの別制度です。
ひとり親家庭の医療費助成(自治体による)
都道府県や市区町村によって「ひとり親家庭等医療費助成制度」があり、医療費の自己負担分が無料または一部助成されます。
- 内容・上限額は自治体ごとに大きく異なる
- 住んでいる役所の「子育て支援課」などに問い合わせてみてください
住宅支援
公営住宅の優遇
市営・県営住宅の入居申込でひとり親加点がある自治体が多いです。通常より当選確率が上がるケースも。
住居確保給付金
失業や収入減少で家賃が払えなくなりそうな場合、一定期間家賃相当額を支給してもらえる制度です。自立相談支援機関(社会福祉協議会など)に相談を。
母子父子寡婦福祉資金貸付金
就労・転職・子どもの進学費用などに使える無利子または低利子の貸付制度。返済が必要なので「手当」とは違いますが、いざというときの選択肢のひとつです。
ひとり親サポートセンター・相談窓口
多くの都道府県に「ひとり親家庭サポートセンター」があり、就労・生活・養育費回収の相談ができます。無料で利用できるので、困ったら一人で抱え込まずに頼ってみてください。
手当の申請、やってみたら意外とスムーズだった話
正直に言うと、最初は役所に行くのが少し怖かったです。「書類がいっぱいで面倒くさそう」「何を聞けばいいかわからない」「窓口で何か言われたら傷つくかも」、なんて思ってたんですよね。
でも、実際に行ってみたら、担当の方がかなり丁寧に教えてくれました。「離婚したばかりで何がもらえるかわからなくて…」と伝えたら、該当しそうな制度を一覧で出してくれて、何の書類が必要かも教えてもらえました。
「聞けば教えてくれる」というのが、正直な感想です。役所って、申請しないと動いてくれない仕組みになっているので、こちらから声を上げることが大事。
書類集めは多少手間がかかりましたが、一度揃えてしまえば後はスムーズでした。最初だけ頑張ってみる価値は十分あります。
手当をもらい始めたら、家計管理もしっかりしておきたい
手当が入ると、毎月の収支の流れが複雑になってきます。「どこから何が入って、何に使っているか」を把握するために、家計管理アプリを使うと便利です。銀行口座やクレジットカードを連携すれば、自動で収支が記録されるので、ズボラな私でも続けられています。
まとめ——知らないと損、まず申請してみて
この記事で紹介した手当・支援制度をまとめます。
| 制度名 | 対象 | 申請先 |
|---|---|---|
| 児童手当 | 全保護者(所得制限なし) | 市区町村 |
| 児童扶養手当 | ひとり親家庭 | 市区町村 |
| 特別児童扶養手当 | 障害児の保護者 | 市区町村 |
| 就学援助 | 経済的に困難な家庭 | 学校・教育委員会 |
| 医療費助成 | ひとり親家庭(自治体による) | 市区町村 |
| 住居確保給付金 | 収入減少で家賃困窮 | 社会福祉協議会など |
大事なのは、「申請しないともらえない」ということ。
役所は「あなたが対象です、申請してください」と自宅に知らせには来てくれません。自分で動いて、聞いて、申請して、初めてもらえる仕組みです。
「自分が対象かどうかわからない」という場合も、まず役所の窓口や、ひとり親サポートセンターに相談するのが一番です。「対象外でした」でもそれはそれで情報として役に立つし、「実は対象でした」となれば儲けもの。動かなきゃ損なんです。
もし「どの制度を使えるかわからない、家計全体を一度整理したい」という方は、FPへの無料相談を使ってみるのもおすすめです。お金のプロに一対一で相談できるので、自分の状況に合わせたアドバイスをもらえます。
一人で全部抱え込まなくていいです。使える制度は遠慮なく使って、少しでも生活の余裕を作っていきましょう。この記事が、申請への第一歩になれば嬉しいです。